2018年2月5日月曜日

The Death of Stalin 新トレイラー(アリスさん再確認❤)


久しぶりに気分転換でIMDbを覗いてたら、ジョナサン・アリスさん出演の"The Death of Stalin"、前に見たのと違うトレイラーが載ってました。アリスさんのカットが地味に増えてる❤ YouTubeにもあったのでそのバージョンを貼ります♪



原作がグラフィックノベルだそうで、コメディで題材がスターリンの死、そしてキャスト(私はアリスさんで満腹ですけどスティーヴ・ブシェーミなんかも出てます!)だけでも楽しみでしたが、なんかめっちゃ評判いいみたいなんですけど! うわー見たい~☆

なのになぜか日本公開の情報がないんですよねえ……劇場でやってくれないのかな。ダイレクトにDVDかしら? とにかくアリスさんが台詞もあるらしいのが確認できて興奮してます! 

2018年1月3日水曜日

BOOTHでの販売を始めました。

pixivが運営している通販サイトBOOTHで、ちまっと同人誌・同人グッズの販売を始めてみました。(ぷちクラッシュ中ですが、思いついたらやりたくてたまらなくなったので半日ほどかけてオープン(笑))

BOOTH内 SUSSANRAP ショップページ
↓今のところアップしているのはこれらです。
とりあえずコミケで作ったグッズと、在庫の残っている既刊を少しアップしました。また在庫の状態を見て、ちまちまアップするかもしれません。よろしくお願いいたします。

じつは以前から興味はあったので、非公開で本の登録はしかけていたのですが、途中でうっちゃってました。(^^;) でも今回のコミケでBOOTHを使っている方のお話を伺う機会があり、実際に売り場を見てみたりしたら、また興味が再燃しまして。

コミケ合わせのグッズも余ってますし、今年は二次系イベントは出ないかもしれないので在庫処分もできればと…売れ線ではないものばかりなので(笑)あまり変わらないかもですが、自サイトだけよりはいろんな方に見ていただけるかな、ということで気軽に始めることにしました。(^^)本はコピー誌なので同人誌専門店は敷居が高いんですけど、BOOTHはネットのフリマみたいな感じなので手が出しやすい、というのもあります。あと、以前自分のサークルで「まだ現役で売っている同人誌」が同人古書店で元値よりずっと高く売られていたのを見てちょっとショックだったのもあります。(在庫のあるものはぜひサークルからご購入いただければと!コピー誌は受注生産もしておりますし!(笑)

…これまで通販は自前の母艦サイトでのみさせていただいてたんですが、あちらはPC用に作った古いサイトなんですよね。最近はモバイルで見ていただいてる方が半分以上のようなので、これは使いにくいかなあ、という思いもずっとありました。あと、自サイトの通販は決済がゆうちょの振替だけなので、BOOTHだと方法がいろいろ選べるのも便利でいいと思いました。よかったら覗いてみてくださいませ。

2018年1月1日月曜日

明けましておめでとうございます/冬コミのご報告

2018年明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。数年前から年賀状を書かなくなったため、いただいた分に返信を出す程度なのですが、いろんな形でつながりを持ってくださっている皆様の一年が素敵なものになりますように、心からお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。

地元の初日。良い一年になりますように。
 
かろうじて見えた富士山と、自宅の前の木に鈴なりになってた鳥。なんか縁起がいい気がします。

初詣は例年通り地元の小さい神社でした。毎年シャッターの閉まってる商店の前を歩くのが楽しみなんです。これぞ非日常。(いくつか営業しているお店もありますが、
みんな休んでもいいんじゃないですかねえ、お正月くらい…)お餅は朝と昼で食べ飽きたので、夜はやはり、由緒正しくレトルトカレーの予定です。(笑)


コミケご報告

さて、まだ余韻が去りませんが、30日はコミックマーケット二日目に参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださったみなさま、ありがとうございました。

創作JUNE/BLエリアでの参加でしたが、イアンの新刊ができていないため、そちらのジャンルは既刊(有料と無料)、コミケ初売りが洋画レビュー集、突発のイベントあわせがホームズグッズ、と、最新成果が配置ジャンルと少々ズレた参加でした。なのでやはり販売数は少なめでしたが、二次の既刊等含めて少しずつお連れ帰りいただけ、別のイベントで無料配布した短編を気に入ってくださって本編を買いに来てくださった方もおられました。既刊のご感想を一言添えてくださる方の比率が高くて、とても励みになりました。本当にありがとうございました。本やペーパー、ささやかなグッズを楽しんでいただけますように。(ミニトートとポストカードは余っているので、あとで通販用に母艦サイトにアップしようと思います。後述のとおりお正月休みは執筆を優先するので松がとれた頃になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします)【2018/1/3追記:BOOTHにてグッズの販売を開始しました。https://sussanrap.booth.pm/items/723487

当日のペーパー(半分は本のご紹介ですが、全部で12ページ)。
表紙イラストは秋のJ庭ペーパーで使ったものですが、カラーでリベンジしました。

今回も新刊がない分、無料ペーパーに力を注ぎました。ペーパー前半のフリートークは、イアンシリーズご愛読御礼の他、シリーズ一冊目の参考文献から『ミステリーズ――オカルト・超自然・PSIの研究』のご紹介、昨年鑑賞したゲイ・ムービー『真夜中のパーティー』の感想などでした。J庭で何度か配布させていただいたペーパーもそうなのですが、いちおう自分のやってる作品にゆるく関連するコンテンツ(ゲイに関する本や映画の話、自作品についての話など)を意識して入れているのですが、今回思ったのは「いやいや、作品を気に入ってくださった方が求めるのはこういうものじゃないよね、やはり新作だよね」ということでした。

というのは、(予想していなかったのですが)イアンシリーズの新刊を探しにきてくださった方が思いのほかたくさんいらしたんです。嬉しかった半面、ペーパーしかお渡しできないことを申し訳なく思いました。(そしてうちの場合、イベントで足を運んでくださる方と、ネットで事前のお知らせをお届けできる方はあまり重なっていないようだ、ともわかりました。これは今後意識しなくてはです)

こうなると「ペーパーやグッズ作りに使ったあの時間を小説に振り向けていれば……」とも思うのですが、「新刊がない時に足を運んでくださった方を、おみやげなしでお帰ししたくない」という気持ちがあって、イベント前になると結局こちょこちょと何かやってしまうんですよね。うーん、思えば長い話を書くためにイベント合わせで短編を書くのをやめているわけですから、これでは痛しかゆしです。(^^;)

これまでシリーズとはっきり謳って書いたことはなかったので、こういう経験は少ないんですが、続きを(しかもオリジナル作品で)楽しみにしていただけるなんて、感激で夢のようです。でも自分が何かの新作を見たい・読みたいと言うときのことを考えれば、べつに作者を喜ばせるためにそう言う訳ではありませんから、喜んでいる場合でないです。自分も早く進めたい気持ちでいっぱいなのですが、使える時間が減ったことや、前回心残りだったところを改善したいという思いが強くて、資料読みとメモづくりから先の草稿がなかなか進んでいかない、というのが実のところです。

でもちょうど先日、新聞に「まさにこういうことが聞きたかった!」という言葉が載っていました。作家の逢坂剛さんが時代小説を書くことになかなか踏み出せなかったとき、藤沢周平さんから言われた言葉だそうです。


時代考証を学んでから書こうとしたら一生書けません。書きながら勉強するものだから、今すぐ書いたほうがいい」
朝日新聞・硬骨漢の探検家、思い深めた17年 逢坂剛さん新刊「奔流恐るるにたらず」


…ぜんぜん立場が違うのでこう言うのはおこがましいのですが、おぼろげには自分でもわかっていることでした。が、権威筋(?)でこう言っていただけると受け入れやすくなります。「そうだ、万全の準備なんて考えていたら死ぬまで書けない」と。もともと書き出したものを修正しながら練っていくタイプなので、不完全でも何でも書き出すことが第一歩なのですが、いざ仕事が途切れて時間ができると(ここが「自分の仕事」をするチャンスなわけですが)、いろいろ別の「やるべきこと」が頭に湧いてしまい、気が散って優先順位を上げられずにいました。それでも昨年はネット上の社交やkindle本のPR活動をだいぶ犠牲にしたつもりだったのですが、まだまだハンパかもしれません。(イベントでお会いした方々とお話していてつくづくそう感じました。自分は腹の括り方が足りない!

年始のまとまって使える時間は、コマ切れ時間ではできなかったところを進めるチャンスなので、正月返上で頑張って書いています。頑張るというか、これは自分にとって最高に贅沢なこと。今日は少し進んだので、この調子で松の内くらいいけるといいのですが……。とにかく、会場でいろいろな方とお話させていただいたおかげで、「やろう!」と思えたことが今回のイベントで得た一番の宝物でした。いたずらに急いで終わらせるという意味ではなく、「これに時間を使う」こと自体を優先しよう、と思いました。今さらでナサケナイですが今年の抱負です。

夏コミは体力的にきついので、もうそろそろ申し込むのはやめようかと思っていました。が、やはりコミケはいいなあ……申し込みたくなるかもしれない……ということで、保険で(^^;)、申込書セットを買ってきました。イベントについてはあとで決めるとして、この年始の休暇はイアンのために使おうと思います。

2017年12月28日木曜日

コミケ持参品のお知らせ

またまた直前になってスミマセン!突発的に作ることにしたグッズの完成写真ができてから、と思っていたら、取り寄せたアイロンプリント用紙が不良品だったりしてずれ込んでしまいました。

グッズはこちら。先日のクリスマス画像を加工しまして、『青い紅玉』の(?)ミニトートバッグとポストカードを作ってみました。

ミニトートには原作の
「ホームズさん、あのガチョウが!」
「どうしたんだ?
生き返って台所の窓から飛んでったとでもいうのかい?」
の英文が入っています。(笑)

ポストカードとの大きさの関係はこんな感じ。バッグは約10cm程度のマチつきです。セットで600円程度にしようかと思っていますが、まだ迷っています(笑)。ポストカードは単品でも販売します。

とにかく今日やっとまともな素材が手に入ったので、明日フル稼働して作っていきます。メインは本なので余興ではありますが、よかったらぜひ。

以下は本のおしながきで、pixivにあげたものと同じですが、これまでおしながきと言いつつ価格を入れていなかったことに気づいたので、すべて作り直しました。少しでも見やすくなっていればいいのですが。(^^;)





創作JUNE/BLエリアなのでイアンシリーズがメインなのですが、来年は二次系のイベントには参加しないかもしれないので、二次の在庫もなるべく見やすいように並べようと思っています。無駄に多くてごちゃごちゃしますが、お目当ての本が見当たらなかったらお気軽にお声がけくださいね。(※今回SHERLOCKの残部には残り1冊のものがあるので、セット販売は行いません。ご了承くださいませ)

Twitterのタイムラインで、本のミニ表紙をインデックスみたいにつけるとわかりやすい、というワザを教えていただいたのでやってみました。こんなふうに並べるか……

…こうなるか、机の上でやってみないとわかりません。(写真は宅配搬入前に試してみたもの)いちおう両方できるように道具は送ってあります。グッズを作ってしまったので、スペースのやりくりに苦労しそうです。(^^;)

配置はこちらです。

12/30(2日目) オ21a SUSSANRAP


では、当日はスペースにてまったりとお待ちしております。
無料配布だけでもぜひどうぞ♪


2017年12月24日日曜日

メリークリスマス!/ごあいさつ画像と思うこと、そして『SMOKE』


メリークリスマスでございます。今年はごあいさつ画像を作れたのでアップします。ホームズさんの『青い紅玉』をうちのチョロQワトスンで考えたらこんなことに。飛んでるリンゴはガチョウのローストの付け合わせです。品種は紅玉ということにしといてください…。(笑)(ネタ探しをしたときに再読・再見した『青い紅玉』について、別ブログに書いています。→「『青い紅玉』改めて傑作でした❤」
コミケのお知らせもしたいのですが、わやくちゃになるので別にしますね。いちおうpixivにおしながきをアップしていますのでこちらもリンクします。→C93おしながき(30日オ21a SUSSANRAP)

さて、クリスマス。クリスチャンでもないのにな~、とリクツっぽく考えることもありますが、日本風の宗教色のないクリスマスもこれはこれで「いーんです!」(←カビラさんの声で)と言う感じを、特に今の世相ではひしひしと感じます。こういうしなやかさというかセッソーの無さが、ある意味では日本人の取り柄の一つなんだろうなーとも思うようになりました。自分の子供の頃は、何も知らずに「クリスマス」にあこがれてました。ただ、本来よその国の行事というのはなんとなくあって、少し成長してからは自分が当事者というより外から眺めるもの、という感覚も大きくなりました。なので、「映画で見る欧米のクリスマス」はクリスマス体験の核だったりします。

…少し前に新聞で読んだのですが、日本でクリスマスが行事として普及する過程では、戦後駐留軍の兵士がサンタクロースのかっこうをして子供にお菓子を配ったりしたのが一役買っているそうで、なんとなくわかる気がします。日常から数十センチ浮き上がった「豊かさへのあこがれ」、みたいなトーンがありますよね。今でも。テレビCMなんかで流れるクリスマスのイメージはまさにそう。この「数十センチ浮き上がった」感て、同じような季節行事でもお正月には感じません。クリスチャンでないからこそ味わえるのかも…という気もします。

皮肉にも今日の新聞(朝日の天声人語欄)では、かつてのアメリカが持っていた文化や価値観などのソフトパワー、「脅しやカネではなく、相手を自然に引き付けて、求めるものを手に入れる能力」が今では成立しない話になっていることが嘆かれていました。両方戦略ではあるかもしれないけれど、「サンタのかっこうで子供にお菓子を配るアメリカ」と、国連で「俺に反対するなら援助は切るからなと脅すアメリカ」を並べるとなんとも……。

…話がそれました。クリスマスに戻しましょう。(^^;)
じつは母艦サイトの奥底に「クリスマスに見たい映画、食べたい料理」という昔の記事がありまして、毎年この時期だけアクセスがあります。検索で見つけてくださるんでしょうね。今では追加したい作品もいくつかありますが、あそこに書いたものは今も定番です。こうして見ると、クリスマスに見たい映画ってクリスマスでなくとも見たい、いい映画でもありますね。

映画から取り込んだクリスマスのイメージは、CMの「豊かさ」とはちょっと違って、『クリスマス・キャロル』のボブ・クラチットみたいな「つつましい生活の中でクリスマスだけは奮発して(それなりの)ごちそうを食べる」みたいなイメージとか、『アパートの鍵貸します』の主人公の、世間はお祭ムードだけど一人だよ、あ~あ、みたいな、より等身大の(だけど日本人の自分の日常とは確実に違う)「当事者感覚」が魅力だったりします。

で、今年は何にしようかなーと考えて……上記のページにも挙げていますが、『SMOKE』にしました。じつはつい先日、伊勢佐木町(いせざきちょう)――横浜市内の元繁華街で、以前は映画館がたくさんありました――に所用がありまして、通りを歩いていたらポスターがあって……なんとデジタルリマスター版を劇場公開しているんだそうです。初見はたしか封切り時に劇場で見たのだと思いますが、その後も何度か見ている大好きな映画です。懐かしい方も多いと思いますし、もしこれから初見を劇場で迎える方がいらしたら素敵なことだと思うのでリンクします。(ただ、もう横浜は明日まで。他のところも12月公開なのでもう終わっちゃうかなー(^^;))リマスター版のソフトも発売になったばかりみたいで、それに合わせての公開なんですね。



『スモーク』の舞台はNYのブルックリン。そこに住む作家、作家のところに転がり込む一風変わった黒人少年、近所のたばこ屋の主人、たばこ屋に集まる人々……などが織りなす物語。いい具合に細部を忘れていますが(^^;)、物語についての物語、「物語ること」についての物語、でもあったと思います。原作・脚本はポール・オースター

余談ですが、『ガイ・リッチー版の『シャーロック・ホームズ』でモリアーティーをやってた人(すいません、名前を憶えていません(^^;))が、この映画ではタバコ屋の下働き役をしています。頭の回転がゆっくりな、ある意味チャーミングな青年役で印象的でした。モリアーティーを見たときに「誰かに似てる…」と思ったのですが、年もとっているし、脳内でつながるまでに時間がかかり、気づいたときには文字通りあんぐりと口を開けました。時間が経ったんだなあと……。

定番クリスマス映画の一本ですが、しばらく見ていませんでした。手持ちのDVDなのでデジタルリマスターではないんですが、久しぶりにじっくり浸ろうと思います。





封入されていたリーフレット。表紙はジャケットにも小さく入っている、

クリスマスツリー風にデザインされたタバコの煙とマッチです。

2017年12月5日火曜日

コミケ参加予定/生ジェフリー・サックスさんと"Moon Shot"/近況

コミケ参加予定

久しぶりの更新です。母艦サイト等ではすでにお知らせしておりますが、冬コミのスペースをいただけました!二日目です!

コミックマーケット(東京ビッグサイト)
12/30(土) 東3ホール オ21a  SUSSANRAP(サッサンラップ)
(コミケウェブカタログ:SUSSANRAP)
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/13630347

JUNE/BLエリアでイアンシリーズをメインに持参しますが、初売りはノンケ評論集『洋画レビュー約20連発』(特集『メッセージ)です。せっかくのコミケなので何か作りたいのですが、現在はイアンの最新作の進行を最優先しなくてはいけないと思い、ぐっと我慢して間に合わせの短編とかは作りません。(それをやってると永遠にこちらに本腰入れられないことに気づき…(^^;))

というわけで、既刊の本編一作目『ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行』紙版の販売と、お試し短編2種の無料配布を継続します。これはもう、新作できるまで地道にやります。一人でも多くの、「こういうのがご趣味に合う方」の手に届きますように。どうぞよろしくお願いします!

その他SHERLOCKホビットで在庫のあるものもスペースか許す限り展示します。それ以外に恒例の無料ペーパーくらいは作れたらいいなーと思っております。ぜひお立ち寄りくださいませ♪

生ジェフリー・サックスさんと"Moon Shot"

朝日新聞のメールで知ったジェフリー・サックスさんの講演イベントがありまして、なんとなく応募したら抽選に当たったので、先週(11/28)拝聴してまいりました。サックスさんは、十年以上前ですが『貧困の終焉』という本を読んでゆるくファンになりました。(現在は文庫になっています。ああくやしい~こっちのほうが手軽に読みやすいじゃんっ)

ぶっちゃけ内容はほとんど忘れているのですが、印象に残っているのはその姿勢というか、行動の哲学の部分。やるべきことはやるんだ、という勢いの部分です。今回もそれを強く感じました。ちょうどそういうものが自分の中で底をついていたので、精神的にチャージできた感じです。

テーマはSDGs(持続可能な開発目標)というもの。(国連の紹介ページはこちら:17の目標のイラスト説明、 『持続可能な開発目標(SDGs)とは』)
…だったんですが、ただ名前に引かれただけのミーハーなので、現在サックスさんがこういう活動の団体を立ち上げていることも知らず行きました。配られた資料にサクッと振込用紙も入ってたので、当然ながら寄付集めイベントでもあったんですね。すいませんビンボー人で。(ただただ楽しんでまいりました(^^;))ともあれ、多めに招待はがきを配っていたらしく「入れないことも…」と書かれていたので用心して早めに行き、なんと列の先頭に並べまして、一般列では最前の三列目から拝見できました。うわー生だあ♪

しかしあんなに「しゃべりだすと止まらない」タイプの方だったとは。ええと、ぶっちゃけこういう活動のなかでは人寄せパンダ的な役を意識して担っている方だとは思うんですが(そして私のよーなのがふらっと行ってしまうんですね(笑))、ほんとににこやかでパワフルで引き込まれました。当日は同時通訳つき。でもゆっくり話してくださっていたので、リスニングは苦手ながらそこそこ聴き取れました。(当日質問に立った高校生の英語力にはびっくりです☆)当然ながらトランプ政権や大企業のロビー活動がやり玉にあがり、そのあとのコーナーで聴き手として登場した国谷裕子さん(クローズアップ現代のキャスターをしていた方)は"controversial"(直訳で「物議をかもす」)でもありましたね、とコメントしていました。でもそういうところが自分なんかにはツカミなんですよね。(笑)

冒頭のサックスさんの講演が予定時間を大幅にオーバーしていため、国谷さんは「(タイムテーブル通りなら)あと五分で終わらせないといけないんですが……でもそれはしません。生放送ではないので」と笑いをとってました。…会場にはサックスファンだけでなく、国谷ファンの方もたくさんいらしてたんではないかと思います。しかし繰り返すようですが、サックスさん、しゃべりだすとなかなか止まらないので(笑)、国谷さんの発言時間はわずかでした。それでもやはり、ジャーナリスト的な、ある意味イジワルな切り口の質問(でもそれは自分らの正直な疑問でもある)をしていたんですが……サックスさんの答えは目線が違うという感じがしました。悪く言うとはぐらかしているようにも聞こえます。

自分も正直、掲げられてる目標はもちろん全部実現してほしいけど、「きれいすぎるただのお題目」という印象も同時に受けていたんです。この方はそういう切り口でよく批判もされている方。いいなーと思う所がある一方で、どこかで「うーん…」というものを感じるのは自分の中でも事実です。(たぶん自分の立ち位置から見える風景が違いすぎるせい。「理想的なことを口にしてもどうせだめ」「そんなことうっかり言ったら嫌われるだけ」という尺度に慣れてしまうと、こういうものは警戒しちゃうし、あっけらかんと表現している人には不信感を抱いて「どうせ寄付集めでしょ」と言っておけば安全、と思っちゃったりするんです。いやはや。書き出してみて自分で愕然としますが、これも一種の思考停止かも。でも本音の一部です。すべてではありませんが)

ですが、少なくともこういうお題目を立てることがなぜ必要か、というところは聞いているうちになんとなく理解できてきて、それが今回個人的に得た一番大きなものでした。元々そういうところに惹かれたのも思い出したので、それを自分が直面していることに応用したいなーと、まあ我田引水な吸収をしたわけです。

これは講演が始まる前に、主催団体の方があいさつの中で言っていたことでもあり……ケネディ大統領が期限を切って「人類を月に送る」と無茶な目標を宣言したことでNASAに活が入り、結果的には目標が達成された、という話……そのあともこれが言及されていました。高い目標を立てて、そこから逆算してやっていくこと、こういうのをMoon Shotというそうです。このエピソード自体は、たしかテレビでNASAの方のインタビューの中で聞いたことがありました。

現時点では無茶だ、と思える目標を掲げることの意味。思えばこれまで達成されてきたことは何でもそうなんですね。かつては女性の参政権はなかったし、黒人と白人が同じ店に入ることもなかった。当時はそれが変わるなんてありえない、と思われていたはず。アポロの例は当然ソ連との競争という面が大きかったし、こういうものは「…にすぎない」という見方をしようとすればなんぼでもできるんですけど、ああ、斜に構えるだけじゃほんと不毛だよなあ……と。どーも自分はへなちょこで、こういう面が弱いので……時々前向きなものを補給してバランスとるべきなんだと思います。いい機会になりました。

イベントでは、一番期待していなかった最後のコーナー(日本の企業の方を交えたパネルディスカッション)が存外一番中身が濃かったり、長い熱弁のおかげで予定より帰宅は遅くなりましたけど(笑)、直接ああいう人のエネルギーを浴びて、いろんなものを得たイベントでした。

会場に行く前に駅(会場が有楽町駅前のマリオン内でした)の反対側を散歩しまして、初めてあんな位置関係にあったことを知った知った皇居周辺、ものすごく久しぶりだった日比谷公園散策もでき、かなりリフレッシュしました。でかい風景はいいですね。

*      *      *

近況

…というわけで、グローバルな話題のあとに超ちっぽけなことで書きにくいですが(^^;)、現時点では完成予定が見えないイアンの新作もムーンショットの精神で(?)がんばろうと思います。今週は比較的時間がとれているので、ぷちクラッシュに充てています。これを書き終えたら戻り、ネット絶ち度を上げて集中することを優先しようと思います。(集中するというより、自分の場合周囲に余白を作ることが必要なので、そのためにこもる時間をとる、という感じです。まあ喫茶店で書いたりもするので物理的にはそうこもってもいないんですが(笑))

…何か具体的な作業をしていないと不安になるので、自分の創作には一番必要な「ぼーっとしながらアイデアを頭の中で転がす」ことにまったく時間を使えなくなってました。…こーいうことを書くのも実は怖いんです。「それで食ってる訳でもないのに何を生意気なこと言ってやがんでい、恥さらしが!」と、自分の中の誰かが言うわけです。でもでも、必要なことには時間を使わなくちゃです。自分の中ではまったく「余暇の遊び」ではないから。みっともなくとも今の自分に一番必要なことだから。そう心から思います。

2017年10月17日火曜日

ムーパラ終了+しばし参加お休み(予定)+パスタ屋さん話

東7ホールでのムーパラ

10/15は東京ビッグサイトでMovies Paradiseに参加させていただきました。あいにくの雨天でしたが、スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました!

サークルカット。こんな内容でした。

ご覧の通りイベント合わせの新刊がなく、初売りがノンケの洋画レビュー集、無料配布は(控えめに言ってファンが多くはない(^^;))ジョナサン・アリスさんアテ書きオリジナル小説のお試し短編J庭兼用ペーパー、あとは既刊の在庫という、渋い(笑)ラインナップでございました。ペーパー表紙は今回もモノクロ。(元々の目的のJ庭がモノクロ配布だったので、こちらだけカラーというのもなーと思いまして……)でも手間をかけた分くやしいので、J庭で提出できなかったカラー版「帰っちゃうの?ポスター」バージョンを電書サイトのギャラリーにアップしました。少し拡大して表情を見やすくしたバージョンです。よかったらご覧くださいませ。

SUSSANRAP kindle books: ギャラリー


J庭でなくなったレビュー集と小説シリーズ一冊目は、ぶっちゃけムーパラで売れるタイプの本ではないのですが(^^;)、「よりによってサークルカットに絵がある本だけがありません、てのはあんまりでは」ということで、壊れたプリンタを急遽新調。刷り足して持参しました。ごく少数ながらお目当てに来てくださった方々がいらしたので、持っていけてよかったです!楽しんでいただけていますように♪

今回は無料ペーパーに力を入れたので……ご紹介した"Queers"、作品がとても良かったんです。なのでムーパラ用に出演俳優さんの名前を入れたポスターをディスプレイしてみましたが、残念ながらお手にとってくださる方はかなり少な目でした。日本未放映ですし、ふだんそちらの俳優さんのファン活動をしているわけではないのも大きいでしょうか……。でもまったくのご新規様にもお渡しできたので、こちらも楽しんでいただけますよう祈っております!

今回は初めて東7ホールへの出展を体験しました。まだきれいで、トイレも多かったです。(コレ大事!)ほとんどのサークルさんは早めに撤収していましたが、4:30の閉会までいたせいか宅配列に並ぶこともありませんでした。サンシャインのときは最後までいるとかえって長く並ぶ感じでしたけど、さすがビッグサイトは広くて業者さんも慣れてるせいか、効率よく処理されてるみたいですね。帰り道と反対側は出ると海に向かって眺望が開けていて、解放感がありました。自販機コーナーもあって、飲み物以外にアイスとお菓子のもありました。(あのアイス自販機、歩いて行けるブックオフの前にあるので、暑い時期はよく食べてます!小さくてちょうどいいんですよね~(笑))

しばし参加お休み(予定)

…さて、そんな参加でしたが、じつは今回しみじみと、ムーパラのベクトル自分の活動のベクトルがずれてきたかな……と思いました。もともとズレはあるんですけど、今回参加証の案内書をよく読んだら、以前は「洋画(海外ドラマ)の同人誌が一冊でもあればOK」だったのが、「それ以外は販売できません」に変わってたんです。(気づかなかっただけでだいぶ前からでしょうか。だとしたらスミマセン!(^^;))そもそもイベント申込時の登録はキャラ(カップリング)「小説か漫画か」だけですし、コミケとは違って評論はちょっと想定されていないイベントです。もちろん持ち込めないわけではないですが、がっつり二次創作、というのを今現在はしてませんし、フュージョン(ものは言いよう(笑))なアプローチでアテ書きオリジナルを持ち込むのもだんだん肩身が狭くなって参りました。そもそも来る方の目的が違いますから……。

ちょうどSHERLOCKが自分のなかでひと段落したのもあるんですけど、今一番やりたいことがオリジナルの創作なんです。(イアンシリーズは1.5次的なアプローチですが、最初からオリジナルとして読んでいただけるよう意識していたのもあり、作る感覚はやはりオリジナルなのです…)映画レビューは楽しいんですけど、私的な事情で時間が足りなくなってきまして、その薄本を作るために創作の時間が犠牲になってるかも、という感覚が最近出てきました。…あくまで自分のなかでの優先順位(あるいは「トレンド」)の話で、しかもコロコロ変わるんですけれど。

で、やりたいことをしないと人生終わってしまうので(笑)、どう露出させていくかはまあ置いといて、今作りたいものを作りたいな、次のムーパラは参加を見送って、しばらく創作のために時間を確保しようかな……という思いが、会場で一日かけてなんとなく固まりました。でも映画を観たり感想書いたりは自分にとってゴハンとハイセツ並みなことなので(笑)、あくまでバランスの問題。わざわざ公言する程のことでもないんですけど……。創作のためにこもる時間(カズオ・イシグロさん風に言えば以前書いた「クラッシュ」(自主的缶詰状態))が不足して苦しくなってる、というのが正しいかもしれません。マルチタスクがまったく向かない人間ですし、「クラッシュ」の時間も酸素並みに必要なので、この酸欠状態をちょっとでも改善したいなーと思いマス。

…会場を出る時、出口でシャーロックのコスプレさんが、回収されたサークル参加証(首から下げるタイプ)をもくもくと整理しておられました。ここ数年SHERLOCKで大いに楽しませていただいたイベントにしばしお別れ、と思うと、その光景を見ながら会場をあとにするのはちょっぴり感慨があったのでした☆
(…もちろん突然ハマる作品が出てくれば話は別なので、来週あたりぜんぜん違うこと言ってたりして、という自由は自分のために残しておきます!(笑)

パスタ屋さんのリベンジ

さて、帰りは前回閉まっていたパスタ屋さんのチャオが開いていたのでリベンジ! ふと「コミケに外れてたら年内最後のビッグサイトだ!」と気づき、セットメニューは無視して(笑)エビのトマトクリームソースをいただきました。前にも書いたかもしれませんが、その昔横浜に支店があった頃、初めてこれを食べて、「こんなにうまいパスタがあったのか」と感動した思い出深いメニューです。横浜店ではなんたらガンベレッティとかいう名前でした(ガンベレッティ=小エビ)。今はレトルトでさえ手に入りますが、当時こんな味付けはお目にかかったことなかったんです。

たしか横浜店はメニューもイタリア語のカタカナ書きにカッコで説明がついていて、店の前に木箱が置いてあり、ペッシェヴィーノ(ペッシェ(魚)ヴィーノ(ワイン)の名前の通り、魚型のボトルに入ったワイン)の空きビンがドカドカ入っていて、「ご自由にどうぞ」と配ってました。年代的にはバブルの頃かもしれません。かわいいのでもらってきたことあったなーとか回想にふけりました。横浜店は狭いけど落ち着いた雰囲気で、昼から紳士が一人でピザとワインを楽しんでいたりする、隠れ家的な空間でした。なくなって久しく、ほんとにおいしかったので寂しいです。

TFTビルのお店は、見つけた頃のメニューはほぼ同じでしたが、微妙に味が違う気がします。それでもおいしいんですけど❤ こちらはメニューも日本語ですし、以前あったブラッドオレンジジュースなんかもなくなり、全体に「日本のパスタ屋さん」化してきましたね。でもオリジナルメニューのアルラ・チャオは健在。シソを使ったおいしいパスタで、ほかではちょっと食べられない味です。なんか宣伝みたいになりましたが(笑)、ほんとに好きなお店です。横浜にも復活してほしいです☆