2015年3月30日月曜日

推敲作業中、と、エンジンがかかる本/ガードナー『裏切りのノストラダムス』

推敲作業中

二つの小説の推敲作業中です。ひとつは美老人アンソロ同人誌様への寄稿用短編、ひとつは投稿用長編。長編は昔コピー誌にした『交霊航路』の改訂版で、同人誌はごく少数の方にご購入いただき、SF系の幾人かの読者様(男女とも)に好意的なご感想をいただいたものです。kindle化しようとちまちま手をいれてタイトルも変えたんですが、出す前に一度商業さんに送ってみようと思い、今仕上げています。(今年の抱負ですから。小説の商業投稿)同人誌版からかなり手を入れたんですけど、いちおう同人誌発表済み作品OKのところに。かすらなかったら選考期限が過ぎる秋頃、kindleで発行するつもりです。紙にする予算が作れたら、また密林社さんにお願いしようかとも思います。

最初からわりと自然にひっかからない想定になってる(^^;)のは、送り先がダメもとでラノベの電撃さんだからです。うちのは美女は出るけど少女が出ないので、たぶんラノベではないと思うのですが(というか、深読みするとかすかなJUNE感覚もあるくらいです。やはり)、同人誌発表済みのSF系長編もOK、と明記されてるところがほかに見あたらないので、迷う余地はありませんでした。この手の賞を分析・比較している記事をいくつか読ませていただいたんですが、こちらはストライク以外もわりと幅広く網を張ってらっしゃるらしいので、万に一つ波長の合う下読みさんの手に落ちて、ほかに回していただける可能性を願って送ってみます。奇跡のような出会いがあったら嬉しいのですが。

とはいえ、量子エンジンに心霊主義者としてのコナン・ドイルにシェイクスピアに…とごった煮の作品なので、まあ確実に素通りだと思います。でも一度送っておけば、しかもほかに送れる枠がないということであれば、未練なくその後の自家出版が進められますので。…じつは最初は、ハヤカワさんのSF長編募集枠に送るつもりだったんです。こちらは昔SFマガジンのショートショート投稿で名前を載せていただいたことがあったので、自分の傾向としてはあちらのほうが近いのかな???とも思うのですが、比較データがないのでなんとも…(基本漫画ベースだったので、小説って投稿したことがほとんどない(^^;))。でも募集要項の「未発表」に改稿同人作品が入るかどうか確認できなかったので…ほとんど売れていないコピー誌なので感覚としては大丈夫な気がするんですが…今ひとつすっきりしないのであきらめました。(これでちょっと締め切りが延びた☆)

とにかく、「改稿したかった過去の作品」の大きなものはこれで終わるので、ちょっと肩の荷がおります。あとはどんどん新しいものを進めたいです。うまく入り込めない部分ができてペンディング中だったホームズ小説も、いろいろ回り道をしているうちに糸口が見つかったので……一時棚上げとか回り道とかって、やっぱり無駄じゃない……と、思います!(笑)

エンジンがかかる本

で、合間のリフレッシュに読んでる本のひとつがジョン・ガードナーの『裏切りのノストラダムス』っていう小説なんですが。数ページずつのぶつ切り読みながら描写のバランスが好みで、いい本にめぐり合ったなあ、と感激してます。(これ読むとエンジンがかかるんです。「入り込む」モードになれるというか。だから数ページで読むのはやめて作業に入ってしまう。ゆえにぶつ切り読みになっちゃうんです(笑))じつは図書館のリサイクルコーナー(いらない本を利用者が勝手においてって、ほしい人が持って帰れるコーナー)でもらった本なんです。以前もいろいろアタリの本をここでゲットしてます。ありがたい!なぜか、古書店でも手に取ったことないようなのと出会うんですよね。

『…ノストラダムス』は二次大戦時のスパイもので、ノストラダムスの「予言」解釈をプロパガンダに利用しようとするナチスに、偽の四行詩をあてがうイギリスの隠密作戦に従事した人の回想…今読んでるところはそうなんですが、どういう着地になるのかはまだ予想がつきません。冒頭は違うところから始まったので。

でも発表されたのが1979年ですから、ノストラダムスもまだモチーフとして賞味期限が切れてなくて(笑)そこそこクールだった時代じゃないかと思います。まあもちろん、それに頼らない書き方ではあります。こういうモチーフをスパイものみたいな世界にもってくると、世界のルールが違うのでちょっと水と油ですもんね。(ホームズものとオカルトネタの相性がイマイチなのと似たような…戦争ものとオカルトものも合わない気がする…あ、先日は似たようなことやっちゃいましたけど、まあ狙いが違うので(^^;))

ガードナーは007シリーズのフランチャイズも書いてた方で、アマゾンで見てみるともう古書しか手に入らないんですが、珍しく「これを読み終わったらほかのもトライしてみたい」とか感じています。厚いしこんな読み方なので、いつ終わるかわからないけれど。物語として読み終わりたいというより、エンジンかけとしていつも手元にこういうのがほしい、という感じで。ノンフィクションだとがっつり読んでしまうほうなので、自分のエンジンかけは小説のほうがいい気がします。…まあこれもマイブームのひとつにすぎないのだと思いますが…。(あきっぽいので(笑))


2015年3月25日水曜日

(お絵かき)学生時代のイアン・ワージング

発作的に描きたくなった大学時代のイアンさん。(オリキャラなはずなのにさん付けのほうが呼びやすい)。わりかし女顔のイメージでいるのでアリスさんからちょっと離れました。髪は今より長め。メガネとヒゲはなし。なんとなく中村七之助くん的なとこが入った気が。


先日描いた30代のイアンさんとそれなりに同一人物のイメージで膨らせました。じつは「次は学生時代の話を書きたいな」とか思いまして、リチャード三世かエドワード二世ネタをベースにしようと思ったんですが、リチャード三世はリアルの遺骨発掘の話題がおいしいので、それを入れたいとなるとやはり現代の話にするしかないですかねえ……。

余談ですが、そのアイデアのメモ書いた翌日に、リアルでリチャード三世の遺骨の再埋葬のニュースが流れてきました。あまりのシンクロにびっくり☆しかも知ったのがゲイティス兄さんのツイートで、エドワード二世にからめた(?)ジョークまでつぶやいておられて二度びっくりでした。いや、この手の方なら触れてもぜんぜんおかしくないネタなんですがコレ↓(^^;)


エドワード二世はこういう方法で殺されたという説が定着してるらしいんです。詳しくはこちらをどぞ☆
(あ、私は昔デレク・ジャーマンの映画で見ただけです☆)

そして「混同してるんじゃないからねっ!」と念押し(?)が。(間違えたんじゃなくてわざとだよ、という意味でしょうか?リチャード三世の死因は頭の傷と報道されてたと思うし…うーん?)

ともあれ、こういう偶然が重なるのはゴーサインかな……なんて我田引水して資料集めなんかはじめてます。今やってることが終わったときにまだやる気があれば(笑)できるかも。


2015年3月19日木曜日

『ぼくを葬る(おくる)』(2005) 感想

余命三ヶ月を宣告されたゲイの男性の話。タイトルとポスターデザイン(裸の男性と赤ちゃんの写真)は時々目にしてたんですが、なんとなく展開が読める気がして(ごめんなさい(^^;))ずっと見ていなかった一本。見てみたら、思ったほどそういう感じ(?)ではなかったです。かといってそこから大きく外れるものでもなかったですが、うんざりはしなくて自然に見ていくことができました。(監督はゲイを公言しているフランソワ・オゾン。有名な方ですが、個人的には作品に特になじんでいるわけではありません。この作品はゲイ・カルチャーのセキララな描写等があり、レイティングはR-15です)



家族にも恋人にも事情を打ち明けられない主人公が、唯一打ち明けるのが祖母なんですが、理由は特別仲がいいからじゃなくて、「自分と似ているから」。あなたももうすぐ死ぬから、と面と向かって言います。それを受ける役を演じるのが、なんとジャンヌ・モローでした。年取ってもかっこいいおばあちゃんで、いかにもこの人らしい過去もある。この二人のシーンもすごくよかったです。単純に想像するような「祖母と孫」のシーンにはまったくなってなくて。モローの存在感ならではかも。この映画の見所のひとつだと思います。

主人公には同棲している恋人がいるんですが、これが「若い頃のマーク・ゲイティス」をホーフツとさせるルックスでした。セキララなベッドシーンもあるんですが、そこではそうは見えなくて、あとに落ち着いて話すシーンで初めてそう思ったので、動揺しなくてすみました。(笑)

全体的にわりと静かな映画で、いろいろいいシーンがありました。お父さんと車の中で話すシーンがとくに好きでした。みんなそれぞれに欠陥を抱えた人たちで、そこがリアルさをかもし出していました。こういうトーンも好きです。フランスの文化に詳しいわけではない自分ですが、フランスならでは、という部分も感じました。

…当然ながら自分は腐女子目線なのですが、最近リアルのゲイの方やゲイカップルさんについて読んだり見たりする機会が多くなって、個人的な見方が複眼的になりつつあります。変わったのではなく、追加追加です。

女性のファンタシー/エンタメとして、いい意味で「こんなやつぁいねえ!」も中に取り込むフィクションとしてのBL系作品から、リアル社会でのゲイ・カルチャーなどを基盤にしたアプローチ、そのさまざまな混合が、JUNE/BLっていうジャンルには含まれているとつくづく思う今日この頃。その中での「腐女子目線」で言うと、この映画ではリアルなゲイのR指定な側面(まぎれもなく人生の一部分)をかいま見る部分と、かつ主人公がハンサムで、病気になってもあまり汚らしく撮らない、つまり「美しい男性を鑑賞する」部分(ある意味映画として人の目を楽しませるお作法)、現実から一歩か半歩踏み出した映画ならではのエスプリヘテロとゲイの垣根を取り去ったシーンなどなどが共存していて、いろいろ参考になる所でありました。




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…最後に、とても自己中心的な視点でお恥ずかしいのですが……あるモチーフが、先日の新刊小説に入れたものとすっかりかぶっていて冷汗かきました。「同性愛」の流れで普通出てくるものではまったくなくて、作品のなかでの扱い方も違うのですが……J庭に来てる方はこの映画を見てる率が一般より高そうなので、「ああ、あの映画から持ってきたんだな」と興ざめになるんじゃないかと、ちょっと心配になりました。(ほんとに自己中心的なこと言ってお恥ずかしいんですけど、こういう誤解って書き手としてはちょっとクヤシイものなんです(^^;)。直接的に影響を受けたもの・参照したものはあとがきに書いたとおりで、ほかは題材とたわむれているうちに自然に出てきたものです)

そこを書くと自分の作品のネタばれになるので書きませんが、「ちょっと唐突かな?」と少し心配していた部分でもあったので、ありうることだと(少なくともリアルなトーンの映画で扱われる程度にありうることだと)確認できたのはよかったです。…でも、作品作ってるときって、こういう偶然がよく起こります。作ってる最中に「息抜きに」なんて見ていたら、あの要素は使いにくくなってしまうところでした。(「まねしてると思われたくない病」がわりと深刻なので、そうなってしまうんですよね(^^;))ある意味追い込み中にそんな余裕がなかったことに感謝☆

2015年3月17日火曜日

(リンクと拙訳): スライドショー「モンタナの牧場の二人」

最近ツイッターで『OUT』というアメリカの雑誌(「ゲイ・レズビアンのためのライフスタイルマガジン」だそうです)のアカウントを知って、フォローし始めました。とにかく記事のクオリティが高くて、しばしば目の保養やら勉強やらさせていただいてるんですが、これもそのひとつ。リアルのゲイカップルさんの写真のスライドショーとその解説記事です。とても素敵だったので、拙訳を添えてご紹介します。お時間があったらぜひ。普通ゲイ写真というと扇情的なものが多いイメージがあるのですが、これはナチュラル・素朴で新鮮でした。ロバート・レッドフォードのHorse Whisperer(『モンタナの風に抱かれて』)って映画がありましたね。まさにあの世界です。素直に「素敵ねぇ…」と思える写真でした。(腐女子にとっては現実でありながらSF並の距離感での「素敵ねぇ」でもありますが…いいやんそれで☆(笑))

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Capturing Love on a Montana Ranch

(上記記事の訳)

モンタナの牧場で愛を撮る

【ブランドンとベンジャミンは、現在ワシントン州で暮らしている。だが彼らはモンタナのミズーラに帰ることが大好きだ。彼らはそこで家族の支えを受けてきた】

同性愛カップルの結婚を合法とする風が、国中を駆けめぐりつつある。もっとも感動的な影響のひとつは、予想もしなかったさまざまな場所に同性愛があることを人々が知る、ということだ。それはけっして、大都市圏や蝶ネクタイをした男たちだけものではない。まじめで几帳面な人々から、ヒゲをはやした伊達者まで。タトゥーをいれたバイカー、そしてミリタリータイプ。日々登場するイメージは、美しい愛がいかに多様性を持っているかを我々に思い出させてくれる。

ブランドンとベンジャミンにとって、写真家ブライアン・パワーズにモンタナのミズーラの牧場で写真を撮ってもらうことは、もっともふさわしい環境で二人の絆を写し取ることだといえた。ブランドンは牧場周辺で育ち、カップルとしては、モンタナの大自然のなかでのライフスタイルを共に好むことが、二人を結びつけたのだ。

二人は一年ちょっと前に出会い、現在はワシントン州で一緒に暮らしている。しかし彼らはできるだけひんぱんに、モンタナのブランドンの家族のもとを訪ねている。保守的な土地柄にもかかわらず――ブランドンは彼の父のことを「ちょっとした自称レッドネック(無学な白人労働者)」というのだが――彼らはすばらしいサポートを得てきた。

「(父は、ゲイであることを)打ち明けるのに一番ナーバスになった相手だった。だけど結局は一番言いやすい相手になったんだ」ブランドンは言う。「父の反応は、『俺はなにも気にしない。おまえであることに変わりはない。誰か狩りの好きな奴を探せばいい』だった。ベンは狩りが大好きだから、問題はなかった」

ブランドンは、もともとこれらの写真は純粋に私的な目的で撮ったという。しかし彼はより多くの人に見せるために喜んでシェアしてくれた。「ベンは海軍に所属していて、何ヶ月も留守になる。だからこの写真は、離れている間のためのものなんだ」彼はそれだけでなく、この写真への人々の反応から、胸がいっぱいになるような喜びを感じた。

「たいてい、二人の男が一緒にいるのをみんなが見るステレオタイプの場所は、モンタナの牧場とはまったく違う。暮らし方も、ものの感じ方も僕らとはとても違うんだ。この一連の写真に、たくさんの支持や好意的なフィードバックをもらった理由のひとつはそこだと思う。同性カップルとしてではなく、互いを思い合う二人の人間として見てくれた……そしてとても才能のある写真家に撮ってもらうことができたんだ」


スライドショーのページ。上記の記事ページからもリンクされています。
Slideshow: Montana Men in Love
(Presented by TIFFANY & Co. となってますが、ティファニーはエンゲージリングの広告にゲイのカップルの写真を使って話題になりましたね)


2015年3月16日月曜日

春コミ終了

昨日はHARU COMIC CITYに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました!

昨日あわせの新刊はなく、前週のJ庭新刊の創作JUNE小説を、主役の「外見の」モデルがジョナサン・アリスさんだという理由だけでSHERLOCK本の列に並べました。我ながら無謀☆(^^;)とは思いましたが、既刊とともにちらほらとお手に取っていただけました。ありがとうゴザイマシタ!なかには笑いながらお手に取ってくださった方も…「ジョナサン・アリス萌え協賛」などとコピーつけてましたんで(笑)。(以前の「まさかのアンダーソン本」もそういう反応いただきました…「笑いをとる」というより「笑われる」のポジションかと思いマス!(笑))

新刊発行一週間後に修正版切り替えという無茶をしてしまいましたが、J庭でご購入の方向けの修正版無料進呈は続けますので、別のイベントや郵送での受付(サイトの受付メールでご一報いただければ無料でお送りします!)もご利用くださいませ。お手数かけてほんとうにスミマセン。m(_ _)m

この作品周辺については書きたいことが山のようにあるのですが、今日はイベントのご報告なのでぐっとこらえます。修正したものの、BLと称するにもちょっといびつな子になってしまったと思いますが、少しでも楽しんでいただけていたら幸いデス。

既刊のほうは、4種類ほど在庫ゼロになりました。サイトのページをあとで更新いたします。あと、シティでは珍しく、正典小説の『追憶のシャーロック・ホームズ』が持ち込み分完売いたしました。(これはまだ在庫がございます)英日名台詞本はシリーズを複数冊まとめてお連れ帰りくださる方が多かったです。こちらも楽しんでいただけますよう心から祈っております!

四月からクロネコメール便が廃止になるので、代替手段のリサーチなどして、いろいろ改めてから自家通販も再開したいと思います。よろしくお願いいたします。

…ともあれ、寒いイベントでした!なんか横も後ろもシャッター全開で、冬コミのときに勝るとも劣らぬ寒さで、まじめにブルブル震えておりました。そのせいかお帰りの早いサークルさんが多かった気がします。睡眠が二時間程度しか取れなかったため、昼間は目をあいたまま意識が薄れている感じで(^^;)、あまりお声がけもできなかったのですが、終わりぎわになってお隣様とマイクロフトや中の人の話で盛り上がったりして、楽しい締めくくりとなりました。イベントはもちろん本を持っていくのが第一ですが、やはり(とくに二次では)ご同好の方とおしゃべりができると楽しいですね♪

冷えたせいで昨夜は頭がガンガンしていたのですが、葛根湯を飲んで早寝して大事には至らずにすみました。今月の残りはオリジナル作品の改稿と寄稿原稿があるので、調子をあげていきたいと思います。(でもまだイアンさんの余韻が抜けません…なんか脳内でアリスさんとは別人として確立してしまいまして、彼の絵が描きたくてたまらんのです…本できちゃったあとに描いても使いようがないんですが……☆)


2015年3月14日土曜日

明日の春コミ・J庭新刊修正版持参します!(^^;)

しょっぱなからお詫びですが、先週のJ庭新刊をご購入下さった方で、明日の春コミにもおいでになる方がいらっしゃいましたら、修正版をお渡ししたいので、スペースにお立ち寄りいただけないでしょうか。大変申し訳ありません!(交換用にお持ちいただく必要はありません。「これ先週買ったよ」と耳打ちしていただければ充分です。売れた数は少数ですし、おぼろげにお顔も覚えています。それに半分くらいは元から存じ上げている方々でしたので、その場合はお見かけしたらこちらから押し付けてしまうつもりです!(^^;))


これです。『ネガテイヴ・ケイパビリティ~絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行~』
いちおう「ジョナサン・アリス萌え協賛(?)」という言い訳でSHERLOCKエリアに並べます。よかったらお手にとってやってくださいませ☆(内容サンプルはPixivや小説ブログのほか、母艦サイトの同人誌コーナーにも追加しました)


じつは帰宅した直後に気づいた客観的事情の勘違いがあり、一週間後ですが修正版を出すことにしました。直したのはおもに最後の「エピローグ/エリック・ウェスコットとイアン・アプルトンの物語」です。メインストーリーとは関係ない刺身のツマ的部分なのですが、「架空の設定なので」では言い抜けにくいところでもあり、正誤表ですますには大きすぎ、かつ変えるとなるとほかの箇所にも影響するので、思い切って修正版に変えることにしました。

で、ついでなので、先週はないほうがいいと思って削除した「歴史家の霊感」という章を復活させ(おい(^^;))、全体になじむように改稿しました。お話自体が変わるわけではないのですが、ラストに向けて着地感がよくなっているかと思います。

先週ご購入いただいて、すでにお読みいただいた方には大変申し訳ありません!そこそこ長いものなので、もう一度読んでくださいというのはご迷惑な話だと思います。(^^;)読まなくてもけっこうですので、お渡しできましたらお時間のあるときに、追加の章だけでもご覧いただけたら幸いです。もし郵送でご希望いただけるようでしたら、送料も無料で送付させていただきます。サイトの同人誌自家通販の受付メールで、「J庭新刊修正版希望」と件名をつけてお送りください。(こちらはいちおう確認のため、元の本の返信用封筒を同封させていただきます。あとで再度告知させていただきますね)

…さて、お詫びでした。ここから春コミそのものの告知を。上記の新刊がシティでも初売りとなります。オリジナルBLですが、ここでは何度もご紹介しておりますとおり、いちおうジョナサン・アリスさんが主役の外見のモデルです。がっつりとアテ書きというにはかなり発展させているのですが(^^;)、ご興味を持っていただけましたら、ぜひぜひご覧くださいませ。自分としてはかなり気に入ってオリマス。

その他、母艦サイトの同人誌コーナーでお知らせしております既刊を持ち込みます。ホビットの一冊目は残り少なくなったので、セット販売はなくなりました。あと、SHERLOCKの全冊セットもなくなりました。イベントでのセットものは、レストレード登場小説セットだけになると思います。(通販は受注生産なので可能です)バラはいろいろありますので、のんびり見てやっていただければ嬉しいです。

スペースをとっているSHERLOCKの最新はこちら。冬コミ新刊でした。


ではでは、明日はどうぞよろしくお願いいたします!

2015年3月12日木曜日

ジョナサン・アリスさん出演ショートフィルム『Tenner』(2008)

前に貼っていたAir Crash Investigationの動画が削除されてしまったので、ここの記事もお蔵にしました。(公式かと思ってたら違ったのか…?)
代わりというわけではないのですが、前から用意していた(笑)ショートフィルムを貼らせていただきます。「萌え写真集」のときに溢れたもので、「ヒゲ・メガネ」パターンのお姿が拝めます。これは間違いなく製作者さんのお名前でYoutubeに上がってるので、埋め込ませていただきます。アリスさんご登場は7分過ぎ頃から2分間ほど。(でも12分の短編映画なので、お時間あったら最初からどうぞ)



以前薄い本でご紹介しましたが、役は内務省のミスター・ホールドマンなる人物。「いやな奴」って感じでよくお似合いです。主人公と同居してるおじいちゃんもいい味❤

公式サイトはこちら。

2015年3月9日月曜日

J庭ご報告+小説同人誌の値札の書き方のお話

昨日はオリジナルJUNEオンリーの同人誌イベント、J.GARDENに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました!(ええと、「JUNE」になじみのない方の目に触れた場合のためにいちおう…いわゆる「BL系」です。でも会場を見ると、商業BLの範疇が氷山の一角(笑)だということがしみじみわかる、多種多様なアプローチの作品が持ち寄られるイベントです)

完徹でなんとか新刊コピー誌を持ち込めました。pixivに上げていた仮表紙でスペルを間違っていたのに気づいて、本番用プリント直前に修正。はー、あぶなかった!(^^;)オリジナルではほとんど実績皆無みたいなものなので(元々はオリジナルを作っていたんですけど、振り返ると同人誌人生のほとんどが二次主体なので)、正直新刊は売り上げゼロも覚悟していました。でも以前ご購入下さった方々や、ご新規の方もちらりほらりととお手に取っていただけました。久しぶりの完全オリジナル小説なので、出来上がっただけでも感慨ひとしおなのですが、やはり読んでいただけると別次元で嬉しいです。楽しんでいただけているとよいのですが…。(ドキドキ)

…その前夜も3~4時間睡眠だったうえの完徹だったため、昼間はぼーっとして起きているのがやっとだったのですが、今回は意識して歩き回っていろいろエネルギーをいただいて参りました。Belne先生の新刊を買いにいって、配布なさっていた三原順復活祭の豪華なチラシもゲットしたり♪(三原順復活祭の告知に協力なさってるサークルさんは、ほかにもあちこちで見かけました。会期が長いので見に行きたいです…好きでした。ほんとに)

このごろ自分のスペースにいっぱなしのことが多かったので忘れていたこと…オリジナルでは(二次以上に)スペースに立ち止まっていただくこと自体が難しい、というのを、改めて買う立場でも実感してまいりました。ディスプレイにかなり惹かれる絵柄のイラストが飾られてたり、気になるキーワードが書かれてたりしても、ほとんどの場合、小心のため立ち止まって見ることができませんでした。立ち読みしても買わないかも、というのは勇気がいって。結果ゲットしたものは無料配布が圧倒的だったのですが、これは自分のスペースを見ていただく際も同じこと。より工夫が必要だなあ、と思いました。

ここのところ無料配布ものを続けていたのですが、今回は新刊がぎりぎりだったのでそちらができず、配布物はいつもの出版案内のペーパー(サンプルはなしのもの)しかありませんでした。本を手にとっていただくきっかけ作りをサークルとしてもっとやっていかなければ、と思いました。やはり読んでいただきたいですもんね。

で、今回のガーデンガイド(J庭のカタログ)に、小説同人誌の値札の書き方についてレクチャーがあって、すごく参考になったのでご紹介しようと思います。ご紹介といっても同人誌イベントの当日のカタログなので、もう手に入れることはできないのですが…。そこで該当箇所だけ、スキャンしたものをご紹介させていただきます。



「小説同人誌普及委員会」というコーナーで、毎回読みやすい文字の大きさや行間の取り方など実践的なレクチャーを、普及委員会の先輩・後輩(もちろん両方男性)の会話という萌える形式(笑)でレクチャーしてくれるコーナーでした。今回が最終回。本文も参考になることがたくさん書いてあるので、見開き2ページ分スキャンしてみました。ご興味のある方はじっくり読んでみてください。




今回はガーデンガイドを事前通販で買っていたので、この記事を参考にして、スペースに置く閲覧見本の表紙を作りました。(閲覧用の本には、いつも透明なカバーをつけたうえに値札を貼っていたんですが、紹介文などべたべた貼り付けるものが多くなって見苦しくなってきたので、最近は表紙画像そのものに紹介コピーを入れたものをプリントして、カバーの内側にいれるようにしています)それがこちら。

記事から学習して意識してやってみたのが、上部のキーワードの羅列の部分。…正直こうしてキーワードで書くとすごく陳腐なものに見えてくる気がするんですけど、逆に言うと「普及委員会」に書かれていた通り、「特定の二次創作と違って、読んでみるまでみんなが共通で認識していることなんてない」(萩原センパイ名言!)んですよね。だから「共通で認識」できる言葉に翻訳するしかない。だからある意味陳腐になるのは当たり前なんです。それがなかなか、なまじ自分が書いた作品だと難しいわけですが、自分で自分の作品を紹介しなくちゃならないのはもう、同人誌では(そしてKDPなどの自家出版でも)宿命ですから、なんとかそういう感覚を身に着けなくちゃならないんですよね。

ガーデンガイドの連載記事は、以前Belne先生が書いておられた「June考」も読みごたえがあって切り抜いていたんですが、このコーナーもほんとに参考になりました。次回からはどんな連載が始まるのかな。ちょっと楽しみでもあります。

あと、値札は手にとっていただいたあとの問題なんですけど、「立ち止まっていただく」については、解決策のひとつは「留守にする」かもしれないな、なんてことも思います。呼び込み(?)が得意ならいいんですが、自分自身が気後れすることも多いですし、昨日みたいに寝不足だったりするとテンション(=カラ元気)自体ゼロになってしまうので、大変難しいんです。

今回は単に必要からですが、スペースに「ごゆっくりご覧ください」と手書きでメモを残して(いつもはプリントした看板があるんですが、ぼーっとして持参し忘れました(^^;))、歩き回って戻ったあと、持ち込んだ本全種類を大人買いしてくださった方がおられました。いない間にペーパーをお持ち帰りいただいて、それを読んでくださったとのことでした。びっくりしましたがとても嬉しかったです。(小説はすべてJUNEがかったシリアス系でなんとなく統一がとれているのですが、完全におとぼけギャグの宇宙探偵漫画まで一緒にご購入いただくケースはうちでは稀なのです☆)

…こうなると、席をはずしている時間てすごく大事だな、と思います。以前から薄々は思っていたのですが、今回自分も、スペースに人がいないと近づくのが心理的に容易だったりして。(笑)自分が見て回りたいのもありますし、適宜留守にする時間をはさんで、その間に持ち帰っていただける無料配布ものも用意しておく、というのが大切かな、なんて思いました。とくにオリジナルでは。

…さて、来週は春コミ(HARUコミックシティ)です。こちらは二次でSHERLOCKエリアですが、今回の新刊がジョナサン・アリスさんがイメージソースなので、いちおう並べます。「ジョナサン・アリスあて書き」で手に取る方は正直ほとんどおられないとは思いますが(笑)、もしご興味持っていただけましたらヨロシクお願いします。(…お楽しみの前に、確定申告をやっつけなければです…(^^;))

2015年3月8日日曜日

本日のJ庭、新刊持参します。

完徹です。(^^;)なんとか新刊コピー誌ができました。けっこう長めで、うちにしては(?)BLっぽい雰囲気になったような気がします。いろいろ好きなものを詰め込みましたが、18回避でお色気シーンはちょっとほのぼのしています。(笑)冒頭サンプルをPixivにあげてあるので、最後にリンクをしておきます。

では、【さ06b】にてまったりと店番しております。居眠りしていたらどついてやってください。(笑)どうぞよろしくお願いいたします♪


【ペーパーご紹介文より】

本日新刊・R15
ネガティヴ・ケイパビリティ
~絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行~
(A5・プリンタ印刷・68ページ)予価600円

ロンドン在住の30代 理屈屋
傷心歴史ライター

田舎暮らしの20代 奔放
訳あり自称遺跡ガイド

イングランド 遺跡 旅先の癒し

同性の恋人との破局のトラウマから絶食男子状態のイアン。同性婚合法化に沸くロンドンを嫌い、 内心バカにしている田舎の遺跡取材を引き受ける。 村の自称遺跡ガイドマークとはケンカをしてしまうが、 結局ガイドを頼むことに。遺跡めぐりで 不思議な体験をするイアンと秘密をかかえるマーク。 訳ありの二人が癒しを得る、切なくおもろくやさしい物語。
※終盤ほのぼのお色気シーン(?)あり。 絶食中男子の妙なお色気を探求(?)してみました。

冒頭部分サンプル Pixiv