2016/01/15

【ご報告】kindle本用新サイトを始めました。

はー、もう1月も半分過ぎましたね。でも数年前から年賀状を書いてないせいか、年の切れ目が曖昧です。(恥ずかしながら、いただいた分に返信させていただくのが精一杯になってしまっております。ナサケナイ)でもコミケから考えると、逆にもう一ヶ月くらい経った気がします。

さて、それはともかく。先日からリンクだけこそっと載せておりましたが、電子書籍用のサイトを作りました。本のご紹介とお試し読みの他、サイトオリジナルのコンテンツも少しずつ増やしていくつもりです。まだいろいろいじってるところなので体裁が変わったりするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

SUSSANRAP kindle books

↓こんな看板です。

まだ試行錯誤中ですが、とりあえず小説はすべてお試し読みをつけました。kindleのサンプルを落とすより手軽に読んで頂けると思いますので、ぜひご覧下さい。とくにスマホの場合はスマホ用の表示をしてくれる、レスポンシブとかいうタイプのサービスを使ったので、そちらの方には元の母艦サイトよりはるかに見やすいと思います。

サイト用のオリジナルコンテンツとして、まずは『王殺し』の最初の同人誌版に入れていたちょっと長めのコラムを、分割して掲載し始めました。触発元となった(日本ではほぼ無名の)萌え映画戯曲、それといくつかのトピックを合わせた「西洋から『蛮族』への視線」がテーマの記事です。(もしかして、そのバージョンの同人誌で昔お読みいただいた方もいらっしゃるかもしれません…最近のような気がしますが、もう8年目になるんですね。早いものです)

『王殺し』はすでにkindleでお読みいただいた方も多いので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。(もちろん未読の方もぜひ!)同人誌を作ったときは、半分くらいはこの萌え映画を布教したい、というのが動機でしたので…(笑)(日本版DVDがなく、戯曲も邦訳が絶版、加えて自分がはまるきっかけになったYoutubeのクリップもなくなってるのがなんともやりきれないのですが…(涙))

こちらは上記のコラムページへのリンクです。
まだ三回のうちの一回分ですが、順次アップしていきます。

作品紹介以外のコンテンツは、母艦サイトやブログとの差別化をどうするかも課題です。自分にできるのは文章と絵くらいなので、まあその周辺にはなりますが…なるべく作品に関連したものにしようと思います。せっかく専用サイトなので。(笑)

母艦サイトとの差別化のため、なんとなく看板にkindle booksとつけましたが…というか、母艦サイトの電子書籍コーナーがkindle booksなのでそのまま出張させてる感覚なんですが…別に活動を一生kindleに限定するつもりはないので(笑)、もし別の媒体も使うようになったらタイトルを変え…なくちゃ変かな???ありそうなのは、紙版ホームズの増刷か他の紙版を密林社さんに納入できたときですかね。それまでに何かいいタイトルを考えなくちゃです。

でもとりあえず、kindle本についての発信を、ファンモードのお仲間意識でやっている同人誌と切り離してする場所を作れたので、気持ちも切り替えやすくなりました。同人誌活動ではオリジナルも二次もやっているので、kindle本を母艦サイトのリンクつきでPRするときには、なんとなく「見てほしいけど見てほしくない」という二律背反(?)な気持ちをいつも味わってたんです。(おおげさ(笑))

これまで作ったkindle本は、元は同人誌(著作権で問題がない・オリジナルオンリーイベントに持ち込めるもの)」なのですが、中身は同じでもメディアが違うと見る方のノリも違ったりしますよね。それでどちらも後ろめたい、みたいな感覚が常にありました。…なので、母艦サイトからはリンクしていますが、新しいサイトから母艦サイトへはリンクしないつもりです。まあ、ツイッターなどでは両方PRするので、あまり変わりはないのですが。(笑)

でも、逆に同人誌モードだとある意味で遠慮してしまう(?)アプローチが、これまであったのも事実なんです。上手く言えないんですけど、自分自身をあまり出さないこと、というか…。創作をなさる方にもいろんなケースがあると思いますが、自分の場合、自画像漫画が描けないほうなんです。作品は自分自身とつながってるようでまったく別物なので、とくにシリアスなものの場合、作品のイメージを日常の自分個人の言動がぶち壊してしまう気がするんですね(笑)。だから本当は、まったく自分を隠して本だけ露出させたいのです。でも自分で宣伝をする個人出版ではそれって難しいのですよね。(ネット上で別のペルソナを作るとかできれば別ですが、そこまでの手間はズボラーな自分には不可能!(笑))

それで、今回はそのジレンマをある程度解消する試みです。あちらにブログなんかを加えちゃうとわやくちゃになるかな、とも思いますが、自分の創作などについて発信する場所と、ファンモード全開になる場所を分けられると、いろいろと気がねなく出来ると思います。(笑)楽しみつつ、いろいろ試していこうと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします☆



2016/01/01

2016年明けましておめでとうございます+コミケご報告+ムーパラ申し込み損ねました(^^;)

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

早朝に近所の小さい神社に初詣に行ってきました。初日の出を撮れる場所に出た頃には昇りきってしまい、木漏れ日でもまぶしかったのですが、洗われるような清々しさを感じました。いちおう縁起ものということで(笑)写真を貼ります。皆様の2016年が良い年になりますように!



コミケご報告

12/30は、コミックマーケットに参加させて頂きました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました!昨年はイベント参加自体少なめだったのですが、やはりこのイベントは特別です。今回の配置場所はあまり寒くなく、好きな俳優さんの話題でお話させていただいたり、各種情報も頂いたりして、とても楽しい一日でした。

今回はThe Gameで申し込み、新刊や初売り本がジョナサン・アリスさん関連がメインということで、正直まったく売れないかもと覚悟しておりました。(^^;) でも!ちゃんといらっしゃるんですね。ファンの方は。この方の魅力についても思う存分おしゃべりできて楽しかったです。やはりコミケならではかもしれないですね。(笑)

そしてピーター・カッシング本のほうは、クリストファー・リーが亡くなったということで、どうしてもそのへんのお話になっちゃいましたが…スターウォーズの新作封切りの余波でターキンファンも増えるのでは、なんて期待も出ました。(笑) 中国の方(?と思ったのですが、違ったらごめんなさい)にはカッシング本にサインまで求めていただきまして、オリジナル絵でもないのに恐縮でした。特にサイン風の書き方もないのでただの雑な署名で申し訳なかったですが、お祭の記念のひとつになれば嬉しいです。そしてそして、いつも新刊をチェックして下さる方々、ありがとうございます。ジャンルが変わっても読んでくださるのはとても嬉しいです。お楽しみいただけてますように。

今回とても嬉しかったことの中に、(タイトル長くて毎度恐縮ですが(^^;))『ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行』のご感想を伺えたことがありました。「素敵だったので続きがないかと思って…」、とお立ち寄り下さった方がいらして(強調してすみません。お言葉すごく嬉しかったんです!(^^;))、嬉しかったのと同時に、ある意味で安心したというか。…もちろん毎回できる限り面白いもの(自分が読んで面白いと言えるもの)を作っているつもりなのですが、BLと括っているにも関わらずお色気シーンがほとんどないので、その方面でのご満足はほとんど望めず(魅力的なシーンにはしているつもりですが、「抜けるBL」ではまったくないです(笑))、キャラクターや物語を気に入っていただけるかどうかにかかっているので不安でした。

思えばオリジナルってみんなそうではあるのですが、無名の場合特に、「BLです」とか「ハッピーエンドです」とか、きっぱり説明できるものでないと認識していただくのが難しいです。自分のやってるようなものは「こういう話かと思ったら違った」という齟齬が生まれやすいんですよね。それでご満足いただけるか不安があったのです。(もちろん同人誌でご感想をいただくのは気に入ってくださった場合で、わざわざ「つまらなかったです」と言いにくる方はいらっしゃらないのですけど)

プレゼンテーションの問題が大きいのですが、ご趣味に合う方の手に渡ることが大切だと改めて痛感しました。それとともに、「それさえできれば」という手ごたえと、ちょっぴり勇気も頂きました。ありがとうございました。今回は短編スピンオフのコピー誌版を無料配布させていただいたので、チョット雰囲気は違いますが、そちらもお楽しみいただけますよう祈っております。(続編も現在仕込み中です♪)

(短編のkindle版(History: 低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン)の1月の無料配信は、1/15(金)-16(土)[午後5時頃開始・終了]で実施の予定です。無料アプリ等ご利用になれる環境の方はぜひお試しください。ほんとはPR用にウェブ公開したいくらいなのですが、kindleで無料配信をするためには、KDPセレクトという、一種の電子版独占契約に登録する必要がありまして、規定で他サイトでの全文掲載や配信ができないのです。kindle版のイアンものシリーズPR、という面もあるのですみません(^^;)。紙は別枠なので、送料のみで郵送も承っております。kindleアプリ等ご利用になれない環境の方でご興味を持っていただいた方がおられましたら、通常の自家通販手順でお申し越しくださいませm(_ _)m)

二つほど、あとから「しまった」と後悔したことがありました。一つ目は、スペースに密林社さんがお立ち寄りくださったときに――『追憶のシャーロック・ホームズ-ワトスン博士最後の告白-』の紙版のAmazon出品でお世話になり、在庫切れのまま増刷予定が立っていないとお伝えしてあったのですが――よく考えたらスペースで売っていたのを「これがなくなったんですが」とおっしゃっていたので、再販したものかと確認してくださってたんですね。(すみません、部屋から数冊出てきたのでそれを持って行きました(^^;))再販したらまたお願いしますと申し上げたので話が噛み合っていなかったかも、とあとから赤面しました。

少しいろいろお話させていただいたのですが、丁寧なご配慮を頂いて、本の体裁についてもご評価頂けて恐縮でした。Amazonに紙版を置けたおかげでできたご縁もあるので、本当に感謝でいっぱいです。他のものもオフセット化できたらお願いしたいと思っております。現在できていないのは、アレヤコレヤを計算に入れるとある程度まとまった数刷る必要があり、現在正直自転車操業なので(^^;)気軽に刷れないのです。Amazonに置くとなるとあんまり貧弱なものにもできないですし。資金(と在庫を置く場所)を作るべくがんばります!m(_ _)m

…二つ目の「しまった」は、前述の『ネガティヴ・ケイパビリティ』。今回増刷分からkindle版と同じ表紙になり、本文とあとがきも(自己満足レベルですが少し改稿しているので)kindle版からそのまま持ってきたのですが、あとがきに「電子版」と入ったままになっておりました。うわーお恥ずかしい!ほんとにすみません!m(_ _)m(これは他にも出てくるかもしれないので戦々恐々です。見つけたら今後正誤表をいれます(^^;))

…総じて「残念」だったのは自分のポカだけで、他はとてもいいコミケでした。いただいたやる気を生かすべく、お正月も落ち着いて今後に備えたいです。

いつのまにムーパラ申し込みが

ムーパラの申し込み受付いつのまにか始まって終わっていて(泣)申し込み損ねてしまいました…「いつからだろう」と覗いてまだ予定が出ていなかったので油断していました…あれからそんなに時間が経っていたかしらん。まーいろいろ錯綜していたので仕方ないかも(^^;)。

アリスさんのThe Game本は持って行きたかったので残念ですが、次回のイベント参加はJ庭になると思います。そちらはオリジナルJUNEオンリーなのでイアンものは持参しますが、二次ものはしばらくイベント参加の予定がなくなってしまいました。今年はオリジナル系に力を注ぎたいのもあり、次のイベント参加がいつになるかわからないので、申し訳ありませんが自家通販をご利用くださいませ。(品切れ本もコピー誌は受注生産しておりますので、お気軽にどうぞ!)

通販はお申し込み受付が1/3から、発送は1/8からになります。のちほど新刊のサンプルもアップしておきますね。よろしくお願いします♪

母艦サイト内:同人誌な部屋