2016年10月29日土曜日

コミケ当選しました!+ハロウィーン無料配信のお知らせ

コミケ当選しました!


昨夜コミケの当落が判明しまして、創作(JUNE/BL)では初めてスペースを頂けました!(涙)

12/30(金) 西み29b SUSSANRAP


カットの通り、イアンシリーズがメインです。進行中のシリーズ新作が間に合えば、そちらが新刊になります。お試し短編2種は引き続き無料配布の予定です。他に既刊のオリジナル微耽美系小説、二次の在庫(イアンのモデルジョナサン・アリス様萌えのスパイドラマThe Game本、SHERLOCK本など)を持参予定。もしかしたらkindleサイトのほうで連載したSFエンタメ小説総集編も紙にするかもしれません。詳細は決まり次第お知らせさせていただきます。m(_ _)m

ウェブカタログのアドレスはこちらになります。ご利用なさる方はぜひチェックしてやってください。


(要ログイン)

既刊在庫については、母艦サイト内の「同人誌な部屋」でご案内しています。
(SHERLOCKはなくなっているものも多いので、ご確認いただきますようお願いいたします)



創作JUNEで申し込み始めてから落選続きだったので、もうこのジャンルでは一生取れないんじゃないかとうじうじ思っておりました……。(^^;)ジャンル初参加なのですべて新刊みたいなものですが、新作が間に合えば理想なので頑張ろうと思います。(でも無理な見切り発車はしないつもりです!)


ハロウィーン無料配信


コミケのメインになるイアンシリーズから、ハロウィーン合わせで既刊電子書籍の無料配信を行います。シリーズお試し短編で設定のご案内つきですので、前作未読の方にもぜひお試しいただけたらと思います。

無料配信
10/30(pm 5:00)~11/1(pm 5:00)
(時間は前後することがあります。ダウンロードの際は価格欄をご確認下さい)
History: 低体温男子イアン・ワージングのハロウィーン
(イアン・ワージングシリーズ2)
マイルドBL・MM系小説(R15程度)です。

ゲイの歴史ライターイアンの、元彼とのハロウィーンのお話。シリーズ中では少ししっとりとした一本だと思います。(長編やもう一つの短編はもう少しコミカルなので(^^))お楽しみいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

2016年10月9日日曜日

アテンション・スパン(注意力を維持できる時間):テッド・チャンさんインタビューから(リンクと拙訳)

ちょっと間が空いてしまいましたが、先日言及したSF作家テッド・チャンさんのインタビューから、「インターネットの影響で注意力を維持できる時間が短くなった」というお話について。

自分も同じことをかなりシビアに感じているので、じつはこの長いインタビューで一番印象的だった箇所でした。(ここ数年対処法を模索しておりますー(^^;))しかしチャン氏がこう言っていたというのは正直ショックでもあり……というのは(インタビュアーさんも言っていますが)この方、IT業界で働いているらしいのですが、公式サイトもSNSも(少なくともこの名前では)やっていなくて、自分の目には「ネットから賢い距離の取り方をしている好例」と映っていたからです。使いこなしてはいるけど振り回されていない、というイメージを持っていました。その方でさえこう言ってるというのはちょっと安心(?)する反面、それじゃうまく対処していくことはやはり難しいのだわ……と、ちょっとしたゼツボー感も覚えました。

インターネットは仕事にも生活にももはや必需品ですし、同じ問題に直面している方も多いと思うので、インタビューからその箇所をご紹介させて頂きます。(注意力の問題は後半に出てきますが、話の流れがわかるように少し前からご紹介させていただきます。その箇所ももちろん興味深いお話でした。今で言うUMA系も好きだったというお話には勝手に親近感を覚えました!(笑) インタビュアーさんは十年来のお友達とのことなので、ですます調を避けて訳させていただきます)

インタビュー原文ページ

毎度ですが、ファンが思い余って勝手に訳しているもので、記事の著作権はリンク先のサイト様所有です。
問題が生じましたらその時点で削除させていただきます。m(_ _)m
(I don't own the rights to this interview. All rights belong to the website above.
Just as a fan, I translated a part of this interview into Japanese personally.)


*      *      *

M(ミーガン・マッキャロン): 最近あなたとは、書き言葉が私たちの意識に深く根付いていて、自分たちがもし文字ができる前の文化に生まれたら、と想像するのは難しいって話し合ったわよね。あなたは別のインタビューで、アシモフがサイエンス・フィクションを書く最初の刺激だったと言っていた。あなたを読書と書くことに引きつけたものは何で、いつ頃だった? 今それとの関係はどうなってる?

C(テッド・チャン): 自分たちがどれほど深いレベルで生まれ育った文化の産物か、それを考えるのは興味深いよね。ものの認識の仕方というレベルまでそうなんだ。僕たちはみんな個人として、いつどこに生まれようと変わらない、何か本質的なものが自分たちの中にあると考えたがるものだけど、自分が何者かを定義する営みの多くは、完全にそれぞれの文化特有のものだ。音楽はすべての文化にあるように見えるから、ミュージシャンは生まれた文化のなかで音楽がどんな形をとっているかに関わらず、音楽に引きつけられるかもしれない。だけど、僕は書き言葉がない文化のなかでは何に引きつけられるだろう? 語り部(ストーリーテラー)になるとは思えない。口頭によるストーリーテリングは完全にパフォーマンスだし、僕はパフォーマー向きじゃないから。

何が読書に引きつけたか、ね。子供にしてはガツガツ読んでたよ。だけど初等学校の頃には、フィクションよりノンフィクションに興味を持ってた時期があった。動物全般や、とくに爬虫類の本を山ほど読んだのを覚えてる。奇妙なものについての本も好きだった。ビッグフットとかネッシーとか。四年生の頃、教室で『クローディアの秘密』を読まされてた頃には、自分ではバーナード・ヒューベルマンの『シーサーペントを追って』を読んでたんだ。うわ、この本のことなんて長く考えたことがなかったよ。思うにサイエンス・フィクションを知る前は、そうやって不思議なものへの飢えを満たしてたんだろうね。

今では、悲しいことに読書との関わり方が変わりつつあるといわざるを得ない。僕は今も確かに本を読むけど、注意力(アテンション)を維持できる時間がインターネットのせいで短くなってるのがわかるんだ。評論家のキャサリン・ヘイルズが、難しい小説を読むときに使う「ディープ・アテンション」と、たくさんの違うタスクを瞬時に切り替えるときに使う「ハイパー・アテンション」の違いを指摘してるけど、僕らのほとんどは自分たちが前者から後者にシフトしてると感じてるんじゃないかな。これを止められたらと思うよ。

M: あなたにとって注意力を維持できる時間が短くなってることが問題だ、というのはすごく興味深いし、少し怖くもある。だってあなたは作家としてSNSで活動してないから。ネットのどこで時間を使ってるの? ネットに時間を費やすことに、何か肯定的な面があると思う?

C: SNSから離れていても、インターネットは影響力を持ってると思うよ。単純に、あらゆる分野の最新情報をどれくらいの頻度で期待できるかが変わった、という形で。以前は、一般的なニュースは毎日手に入っても、特定の興味がある分野の最新情報は雑誌で週一回か、たいていは月一回だった。今はいろんなウェブサイトをブラウザのタブで開きっぱなしにできて、それぞれが一時間単位でアップデートされていく。だから最新情報を見るためにひっきりなしにタブを切り替えて、ページをリロードすることに慣れてしまう。そしてもちろん、ネットの記事はたいてい印刷された記事より短いから、読み方がそれに順応する。昔から、誰でも「これは面白そうな記事だな。でもちょっと長い。取っておいてあとで読もう」という長さの基準はあったけど、ネットでより長い時間を費やすほど、それは短くなると思う。

ネットで時間を費やすことの肯定的な面はよくわからない。その「肯定的」が「人を惹きつける・楽しい」じゃなくて「本当に良い」という意味ならね。ひっきりなしに最新ニュースを得ることは、世界や特定のコミュニティによりつながっている、という感覚を僕らに持たせると思う。僕は葛藤してるんだ。僕の中の一部は確かにテクノロジー好きだし、サイエンス・フィクション・ライターとしても、たぶんインターネット・カルチャーについてのなんらかの見識を持つべきだと思う。だけどインターネットを巨大な図書館としてもっとうまく使いこなせたらと思うよ。あらゆるチャンネルにつながってるテレビとして使うことなしにね。


*      *      *


…まったくですよねー。(^^;)以前はこんな問題が起こるなんて想像もできなかったし、それこそ巨大な図書館に部屋からアクセスできるイメージしかなかったです。…自分はスマホを使ってないんですが(現代人としてはもはや絶滅危惧種かもしれません(笑))、最近は「スマホをいじらなかった時間を計測して、いじらないことを支援するスマホのアプリ」という矛盾したものもあるそうですね。対処には混迷が続きそうです。(笑)(←笑ってる場合じゃない~☆)



関連リンク


母艦サイト内:テッド・チャン情報メモ
(他の部分のインタヒュー拙訳などを掲載)

SUSSANRAP kindle books ブログ過去記事
創作について(テッド・チャンさんインタビューから)

当ブログ過去記事
『完全主義者』テッド・チャンさんインタビュー(リンクと拙訳)


2016年10月5日水曜日

J庭終了ご報告

遅ればせながら、日曜日はJ.GARDENに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました!新刊がなく代わりに無料配布三本立て、という参加でしたが、いつもの感じを考えるとそこそこお連れ帰りいただけ、既刊のご感想もちらりと伺えました。J庭で人様のお口から「イアンくん」とお聞きできたのは不思議な感じで(*^ ^*)、とても嬉しかったです。イアンシリーズ長編の『ネガティヴ・ケイパビリティ』もちょっぴりお買い上げいただけました。楽しんでいただけていますように!


こちらが完成版ペーパー表紙。題字を赤にしてみました。
製本してませんがA5で12ページ(本文8ページ)の小冊子(?)でした。


上記に既刊のお試し短編二つを並べて配布させていただきました。
身請けしていただいた皆様ありがとうございました~!m(_ _)m
  

ペーパーの内容はお知らせしたとおりで、秋のお耽美読書おすすめ本『クィア短編小説集』と『イヴ・サンローランへの手紙』、それにサンローランの伝記映画二本(『サンローラン』『イヴ・サンローラン』)のレビューがメインでした。他に最近の活動報告(おもにKindle Unlimitedなど)と、テッド・チャンさんの『あなたの人生の物語』映画化の話題(原作のおすすめを含めて)、最後にkindle本の宣伝(^^;)を入れさせていただいてます。(あ、映画はいつのまにか邦題『メッセージ』になっていて、公式サイトもできてましたね!あとで母艦サイトの情報ページに記録します!)

じつはこのペーパーに感想を含めようと、近所のツタヤさんにドキュメンタリーのほうの『イヴ・サンローラン』の取り寄せを頼んでいたんですが、間に合わず断念しました。今日別のものを借りに行ったら、9/25にメール連絡していたとのことでガックリきました。でも結果的に、テキストのボリュームとしてはなくてよかったかもしれません。映画の話は筆が走りがちですし、そっちの比重が高くなると、「読書の秋」のコンセプトとも外れてしまいますし……借りたDVDはこれから楽しもうと思います♪

無料配布メインということもあって、お手にとっていただきやすいように何度か留守の時間を作ったので、いろんなサークルさんのディスプレイとか見て回ることができました。(いつものBelne先生の新刊もゲット。お忙しい中同人誌の新刊を作り続けていらっしゃること、とても尊敬しています。読むとパワーがいただける気がします)

オリジナルオンリーではいつも思うことですが……二次と違って、オリジナルの同人誌をイベントで足を止めて手にとっていただくことが、いかに難しいことかと改めて。見ていると、「これだけハイクオリティのイラストが掲げられていても、たくさん並んでいるとけっこう目が慣れてスルーしてしまう。うちなんざ、たとえご同好の方がいらしたとしても、目に止まったら奇跡……」と納得してしまいます。

それと、J庭参加サークルさんとひとくくりに言っても、活動・作品の方向はほんとにさまざまなので……やはり一目でわかる共通キーワードに落とし込めないものはアピールするのが難しいですね。特に文章の作品は、読んでみないとわからないですから……。でもあきらめたらそこでゲームセット。まずは存在を知っていただくことからなので、地道にお試し無料配布を続けていこうと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします!

今回の反省としては、ペーパー表紙兼帰っちゃうの?ポスターの絵ヅラがロングぎみだったこと。掲示コーナーの各サークルさんのポスターを拝見したりして、やはりこのサイズでは(自分の絵柄の地味さ加減は別にして)せいぜいバストアップでないと映えないな、と思いました。絵としては描いてみたかったポーズで、キャラ絵というより、時間はかかりますが背景含めた全体で雰囲気を作るのが好みなので、今回は写真加工併用ですがそれなりに満足してるんですけど……やはり目に止まるのは顔。特にポスターはA4でこの絵では表情もわからないですし。(ポスターの規定は最大サイズB4なんですけど、家庭用インクジェットで刷ってるのでA4限界なんですよね~(^^;))

それと、ほとんどのサークルさんのポスターはカップルの絵なんですよね。BL同人誌のイベントなんだから当たり前で、だいぶ前から気づいてはいたんですが。(^^;)でも作品によってはそうでない絵もありますし、そもそも自分の作品はがっつりBLとは言いにくい切り口ですし、J庭はさまざまなものを受け入れてくれる場ですし……ジャンルのお約束をアレコレ考えるよりも、作品を自分が納得できるように充実させて、その内容を絵で表現できるようになりたい……と思います。

今回も荷物はすべて宅配で搬出したので、帰りはまた駅前のタカセのグリルに寄り、すっごく疲れていたので「肉だ肉肉ーっ!」と思い切ってハンバーグを。スープ+サラダ+ライス+ドリンクのセットでがっつりいただきました。目玉焼きが乗ったデラックス感が嬉しかった。そしてでかかった。多すぎてライスは残しましたが、肉は胸やけしつつもなんとか詰め込んできました。おいしかったです♪

お店に入った時間がまた四時頃だったせいか、お客さんは少なく、それも年齢高めの女性のおひとり様がほとんどで居心地がよろしいのでした。お店のBGMがまた……昭和の「大衆的そこそこ上品」路線というか……昔の映画音楽やカーペンターズのオーケストラカバーだったりして。ちょっと懐かしいたそがれ感が、これまたたまらなく落ち着くのでした❤

帰りにいつも通りパン屋さんのほうに寄って、よもぎパンと初めてのはちみつパンというのをお土産に買って満足して帰ってきました。帰りの電車で一眠りして、起きたときには視界がすっきりしていたので、肉パワーあなどれないです。(笑)次はお店のおすすめのシーフードスパゲティを食べてみたいです。